夏のひんやりデサートとして簡単に作ることが出来る寒天。
果物や牛乳、コーヒーなどを加えて簡単に寒天デザートを作ることができます。
寒天とは天草(てんぐさ)やオゴノリなどの紅藻類(こうそうるい)の粘液質を凍結、乾燥して作られたものです。
日本には平安時代に海草を煮てところ天を作る技術が 遣唐使によって中国から伝えられたそうです。
そのところ天から寒天が初めて作られたと記録が残っているのは 江戸時代の1650年頃。
その後、長野県の信州で江戸時代 天宝年間(1830~1843年)に製造が始まりました。
寒天は食物繊維が豊富で低カロリーということでお菓子以外にもたくさん使用されています。
☆寒天の種類☆
◇粉末寒天(粉寒天)・・工場で作られる粉末状の寒天。水で戻さなくてよいので、簡単に使えるのが特徴。
◇糸寒天(細寒天)・・細い糸状にしたものを凍結乾燥させて作られる。
◇角寒天(棒寒天)・・昔ながらの製法で、自然の寒気を利用して凍結乾燥させて作られる。
一口に寒天といっても、国内産の原材料にこだわって国内加工されたものは、よいお値段もしますし、スーパーで販売されている粉末状の寒天はお値段も手ごろで少量、お菓子に使用したい時はとっても便利ですね。
☆寒天のメーカー☆
◇昭和33年 1958年創業 伊那食品工業㈱(長野県伊那市)・・かんてんぱぱ (国内シェア 約80% 海外シェア 約15%)
◇昭和14年 1939年創業 松本寒天産業㈱(長野県茅野市)・・ かんてんクラブ
☆粉寒天を使用した寒天な寒天のレシピ☆
いちご、パイナップル、レモン、インスタントコーヒー寒天、抹茶、
生姜、つぶあん抹茶、みかん、パイナップルジュース、
キウイ、マンゴージュース、マンゴー、黒糖、梨