電子レンジで作る簡単なりんごジャムの作り方です。
りんごからたっぷりと水分を出す時間はかかりますが、加熱は電子レンジで行うので とても簡単です。
きれいな赤色のりんごジャムが出来上がります。
りんごは青森県産 早生ふじりんごを使用しています。
青森県産 早生(わせ)ふじりんごの特徴は歯ごたえがあり、甘みと酸味のバランスがとても良い美味しいりんごです。
りんごのペクチンの含有量は0.50~0.99%です。
リンゴの皮にはベクチンが多く含まれているので りんごは皮ごと使用します。
材料
りんご1個・・230g
上白糖・・68g+34g
レモン汁・・2g
砂糖とレモン汁の使用量の計算方法
上白糖・・りんごの重さの45%
レモン汁・・りんごの重さの 1%
使用した道具
耐熱ボウルの大きさ・・ 直径 約15.5cm x 深さ 約7cm
保存瓶のジャムの大きさ・・直径 約6.5cm x 深さ 約7cm
きれいな赤色のりんごジャムの作り方
1 りんごを8等分にし、芯をとる。皮はむきません。
5mm~7mmぐらいのいちょう切りにする。
2 上白糖は2回に分けて使用します。
ハンドブレンダーの容器にりんごと上白糖 68gとレモン汁2gを入れる。
りんごと砂糖、レモン汁を混ぜる。
3 容器にラップをして2時間待つ。
4 2時間後、りんごからたっぷりと水分が出ました。
5 保存用のジャムの瓶を煮沸消毒する。
6 ハンドブレンダーでりんごをペースト状にする。
7 りんごを耐熱容器に移し、ラップをする。
8 電子レンジの600wで5分加熱する。
9 りんごを混ぜる。残りの上白糖 34gを加える。
10 電子レンジの600wで5分加熱する。この時はラップはしません。
11 りんごをよく混ぜる。
12 ジャムを保存用の瓶に詰める。
13 ジャムは自然に冷ます。
きれいな赤色のりんごジャムが出来上がりました。
ジャムの糖度計算
(果物の重さ x 0.1)+砂糖の重さ= 総量
総量÷ジャムの出来上がりの重さ=ジャムの糖度
ジャムを作る時のペクチンのゲル化の条件は高い糖度(55%以上)、酸性(pH3.0くらい)
今回作ったりんごジャムの糖度
皮つきのりんごの重さ・・ 230g
芯をとったりんごの重さ・・210g
グラニュー糖・・102g
りんごジャムの出来上がりの重さ・・206g
今回のりんごジャムの計算糖度は 59.708%になりました。
ジャムを作る時のペクチンのゲル化の条件をクリアしたので、よい感じのりんごジャムが出来上がりました。
りんごの保存用瓶は直径 約7cm x 高さ7cmのホームセンターで購入した瓶を使用しています。
230gのりんごで作ったジャムはこの大きさの瓶1個に入りました。