11月中旬から翌年1月ぐらいまでが旬の柚子。
おいしそうな柚子がたくさん出回ったら、柚子ジャムを作ってみましょう。
柚子ジャムの作り方はとても簡単ですが、作るのに少し時間がかかってしまいます・・
時間はかかりますが、とってもおいしい柚子ジャムが出来上がりますので、頑張って作りましょう。
今回は柚子を10個いただきました。いただいてすぐに作らなかったので、皮の色がよくない部分がありますが、皮のきれいな部分だけ使えば、されいな柚子ジャムが出来上がります。
材料
柚子
グラニュー糖・・柚子の皮と同量
柚子ジャムの簡単な作り方
1 柚子を塩をこすりつけるように洗う
2 塩洗いした柚子を水で洗う
3 柚子を4等分に切ります。
4 柚子を切りながら、ボウルにザルを乗せて柚子の果汁を絞っていく。
果汁を絞った皮と白いわた、種と分けておく。
5 皮についた白い部分をスプーンできれいにとる。
この作業がとっても時間がかかります。
(まだ、固くて皮のきれいな柚子の場合は先に柚子の皮だけむくと早くできると思います)
6 柚子の皮を細かく切る
7 今回は 柚子の皮 226gと柚子の果汁 186gになりました。
8 ボウルかホーロー鍋に柚子の皮、柚子の皮と同分量の砂糖、柚子の果汁を加える
9 柚子の皮、果汁、砂糖をしっかりと混ぜて、約3時間ぐらいなじませる
10 3時間後、柚子の皮、果汁、砂糖をよく混ぜてから、ホーローの鍋に入れる
11 柚子の種 10個ぐらいをお茶パックにいれて、鍋に加える
12 ホーロー鍋を中火にかけて煮詰める
13 ジャムを入れて保存する瓶と蓋を鍋に入れ、瓶が隠れるまで水を入れる。
鍋を火にかけて瓶を5分ぐらい煮沸消毒する。
熱湯に瓶を入れると割れる可能性もあるので、水から瓶をいれてください
14 煮沸消毒した瓶を取り出して、瓶の口を下側にしておく。
瓶の口が汚れないようにきれいなキッチンペーパーなどの上にのせてください
15 10分ぐらいたったら、種のはいったお茶パックを取り出す
16 途中、柚子ジャムのアクが出てくるのですくいとる
17 種を取り出してから、3~5分ぐらい煮詰める。
あまり煮詰めると固いジャムになります。
18 煮沸消毒した瓶に熱いままの柚子ジャムを加えて蓋をする。
19 瓶の蓋をしたら、蓋を下側にして常温でさます。
甘酸っぱいとてもおいしい柚子ジャムが出来上がりました。
今回は10個の柚子を使用して、柚子の皮 226g、柚子の果汁 186g 砂糖 226gの分量でジャムを作り、柚子ジャムは440g出来上がりました♪
柚子のペクチンの含有量は2.00~2.99%: ぶしゅかん, ゆず果皮です。
(栄養学雑誌 https://www.jstage.jst.go.jp/article/eiyogakuzashi1941/32/1/32_1_9/_article/-char/ja/ より)
柚子はペクチンの含有量が高いので、家庭でジャムを作る時も簡単にジャム状になります。
ジャムを作る時のペクチンのゲル化の条件は高い糖度(55%以上)、酸性(pH3.0くらい)です。
グラニュー糖をしっかりと加えて糖度を高くして レモンで酸性を加えてペクチンのゲル化の条件に近づけると、簡単に柚子ジャムが出来上がります。