水ようかんは作るのが難しいかな・・と思っていましたが、こしあんがあれば、作るのは簡単です。
ただ、角寒天(棒寒天)や糸寒天を使用すると、寒天を水で戻す時間が必要になります。
棒寒天や糸寒天はたっぷりの水で長い時間かけて水でもどした方が溶けやすくなるそうです。。
一晩かけて水で戻したりするのがよいようですが、時間がないと4時間ぐらいで寒天を水に戻して使用したりします。
実際、4時間かけて戻した時と、一晩かけて戻した時、両方作ってみましたが、やっぱり一晩かけて寒天を水でもどした時の方が溶けやすいのかなと、思いました。
材料(直径 約6.5cmのカップ 4個ぐらい)
砂糖の量はこしあんの甘さで加減してください。
今回使用したこしあんはずいぶんと甘いなあと感じるぐらいのこし餡を使用しました。
角寒天(棒寒天)・・ 2g
こしあん・・180g
グラニュー糖・・35g
水・・250cc
水ようかんの簡単な作り方
1 角寒天(棒寒天)をたっぷりの水で4時間以上かけて戻す。
2 柔らかくなった寒天の水を絞り、小さくちぎる
3 片手鍋に水250ccと寒天を入れて、火にかける。
4 木ベラで寒天をかき混ぜる
5 沸騰したら、弱火にして完全に寒天を煮溶かす。
(片手鍋の内側が黒っぽい色がついていると、寒天が溶けたのかが分かりやすいです。)
6 寒天が煮溶けたら、火を止める。
7 こし器で寒天液をこす。
8 こした寒天液をまた、火にかける
9 沸騰したら、弱火にして砂糖を2-3回に分けて加える。
10 砂糖が完全にとけたら、こしあんを2-3回に分けて加える
11 こしあんを完全に溶かす
12 こしあんがとけたら、火を止める
13 鍋が入る大きさのボウルに水をはり、鍋をうかせて寒天液を冷やす。
この時、ずっと木べらで寒天液をまぜていてください。
まぜていないと、寒天液が固まってしまいます。
ここを丁寧に作業しないと、こしあんと寒天が分離した水ようかんが出来上がってしまいます。
14 寒天液の温度が下がってきます。
指で触って、あたたかいかなというぐらいの温度に下がってきたら、容器にわける。
15 容器にわけた水ようかんが常温で完全に固まるまで待つ。
16 固まった水羊羹を冷蔵庫で冷やす。
17 食べごろに冷えたら、水羊羹の出来上がりです。
寒天液を完全に煮溶かす部分と寒天液の温度を下げる部分が美味しくて、なめらかな水羊羹をつくる時にとても大切になります。
なめらかなおいしい水羊羹が出来上がりますよ。