りんごは皮は向いてしばらくたつと変色してしまいます。
りんごに含まれているポリフェノールが空気に触れるとポリフェノール酸化酵素が作用して、 酵素とタンニンを結び付けて化学反応を起こすので 褐色に変色してしまいます。
美味しいりんごがきれいな色から褐色に変色すると美味しくなさそうですよね。
4種類の作り方でりんごジャムを作ってみて、作り方によってりんごジャムの出来上がりの色の違いがある事がわかりました。
とてもきれいな赤色のりんごジャムが出来上がる一方で あまりきれいな色のジャムにならなかった作り方もあります。
きれいな色のりんごジャムの作り方
電子レンジでの加熱時間は4つの作り方で同じです。
砂糖はりんごの重さの45%
レモン汁はりんごの重さの1%
グラニュー糖と上白糖を使用していますが、砂糖の種類の違いで色の仕上がりが違うかはわかりません・・
りんごを皮つきのまま いちょう切りにして上白糖とレモン汁を加えて 2時間待つ。
りんごから水分がたっぷりと出てから加熱とします。
画像 左 一番きれいな赤色のりんごジャムが出来上がりました。
りんごを皮つきのまま いちょう切りにして上白糖とレモン汁を混ぜてから加熱する。
2の塩水でつけたりんごジャムの方が少しだけ赤みがかかったきれいなりんごジャムが出来上がりました。
ジャムをパンに塗るとあまりわかりませんが、瓶にはいった状態は赤みをおびたきれいな色のりんごジャムです。
りんごを皮つきのまま いちょう切りにして塩水に5分つける。
グラニュー糖とレモン汁を加えてから加熱します。
きれいな色のりんごジャムが出来上がりました。
りんごを皮つきのまま いちょう切りにしてペースト状にする。
ペースト状のりんごに上白糖とレモン汁を加えてから加熱する。
この作り方は残念ながら あまりきれいな色のリンゴジャムにはなりませんでした。
味は美味しいけど、見た目の色が残念な感じ。
☆4つの作り方のりんごジャムは味には違いはありませんが、出来上がりの見た目の色が違うので せっかく作るのであれば、きれいな色に仕上がる作り方でりんごジャムを作りましょう☆
グラニュー糖と上白糖で作るジャムの違い
☆グラニュー糖の特徴・・上白糖よりも純度が高い。フルーツの素材の味を邪魔することなく、あっさりとした甘み。オールマイティに仕上がる。
☆上白糖の特徴・・グラニュー糖よりも同じ量を使用しても甘みを強く感じさせるので 昔ながらの甘いジャムに仕上がる。
グラニュー糖と上白糖には違いがありますが、私のように普通の味覚の人間には 上白糖で作ったジャムとグラニュー糖で作ったジャムを何度食べ比べても 違いがあまりわかりません・・