甘柿でジャムを作る時のコツは熟した柔らかい甘柿を使う事。
甘柿に砂糖をまぶして水分をたっぷりと出してから煮込むと、なかなか良い感じのジャムには仕上がりません。
甘柿をブレンダーで液状にしてから、煮込むと失敗しなくて簡単にジャムを作ることができます。
材料
甘柿・・2個(360g)
グラニュー糖・・120g+60g
レモン汁・・4g
甘柿は皮をむいて種をとった状態の重さが360gです。
グラニュー糖の重さは 甘柿の50%。
レモン汁の重さは甘柿の1%の重さです。
失敗しない甘柿のジャムの作り方
1 甘柿の皮を剥いて種をとり除く。甘柿を切り分ける。
2 甘柿の重さを量る。
3 グラニュー糖は2回にわけて使用します。
甘柿の重さの50% 180gのグラニュー糖を使用します。
初めは120gのグラニュー糖を使用します。
4 すぐに甘柿ジャムは出来上がるので、先にジャムを入れるガラス瓶の煮沸消毒を始めます。
5 ジャムの瓶がかくれるように鍋にたっぷりの水を入れる。
6 お湯をわかして沸騰したら、5分ほど煮沸する。
7 瓶の蓋は2分ぐらい、煮沸する。
8 煮沸消毒が終わったガラス瓶と蓋は取り出してあら熱をとる。
9 甘柿をブレンダーにいれて液状になるまで攪拌する。
10 ホーロー鍋に甘柿ジュースとグラニュー糖 120gを加える。
11 中火にかける。
12 沸騰したら、グツグツと煮たぎる火力にする。焦げないように混ぜる。
13 7分後、砂糖 2回目 60gを加える。よく混ぜる。
14 3分後、レモン汁を加える。よく混ぜる。
15 10分で 加熱は終了します。
ガラス瓶に甘柿ジャムを入れる。
アイスクリームディッシャーを使うとジャムを瓶に入れるのが簡単です。
16 ジャムの瓶を脱気する。
17 ジャムを自然に冷ます。
甘柿→360g
グラニュー糖→180g
甘ジャムの出来上がりの重さ→384g
甘柿ジャムの計算上の糖度は56.25になります。
ジャムを作る時のペクチンのゲル化の条件は高い糖度(55%以上)、酸性(pH3.0くらい)です。
計算上の糖度もジャムのゲル化の条件を満たし、よい感じのジャムが出来上がりました。